2001年,日本,91分
監督:鈴木浩介
原作:古賀新一
脚本:小林弘利
撮影:橋本尚弘
音楽:北里玲二、笠松広司
出演:加藤夏希、大谷みつほ、光石研、遠藤憲一、津田寛治
郊外の森で起きた高校生を含む5人の男女の虐殺事件。その事件をただひとり生き残った少女ミサは病院に入院していた。そんな中現場からは奇妙にねじれたナイフが見つかり、それが凶器と断定された。その事件に密着するディレクター前田はそれを「悪魔」と結びつけて報道する。
吉野公佳や菅野美穂が主演し、話題となった「エコエコアザラク」シリーズのリニューアル版。
アイドル映画と割り切ってみれば、なるほどねという気もしますが、これを映画といってしまうのはあまりにもあまり。出来事は収まるべきところにおさまらず、投げかけられた疑問は解決されず、消化不良ばかりが残る。
映画としてので寄付で記はともかく、プロットがお粗末すぎる。映画の展開上都合が言い様に事実は歪曲され、どんどん説得力を失っていく。刑事もTVディレクターもセラピストも何もかもが胡散臭い。ありえない。そもそも薄暗い部屋で一人で司法解剖をするなんてありえない。刑事は二人しかいないのか?などなど疑問はつきません。
見所といえば、やはりアイドル映画なので美少女を見ましょう。あとは、意外と掘り下げていけば面白くなりそうな物語の背景を読み込みましょう。悪魔崇拝ってなんじゃ?とかね。そもそも「エコエコアザラク」ってなんじゃとかね。
そもそもこの映画の原作はコミックですが、それがどんな内容なのか逆に気になってきます。
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