映画を日常にする映画観察サイト

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16-05-25

あん - 桜や木々が印象に残り、日常の美しさと生きることについて考えた

  • 2015年,日本=フランス=ドイツ,113分

街角で小さなどら焼き屋をやっている「千太郎のところに一人の老婆が訪ねてきて、「働かせてくれないか」と言ってくる。確かにバイトは募集していたが、年寄りには無理だと考えたせんちゃんはその申し出を断る。しかし、その老婆・徳江は、この店は餡がいまいちだからと、自分が作った餡を店主に食べてもらおうと持ってくる。その餡を食べた千太郎は美味しさに驚き、働いてもらうことにし、お店も繁盛するのだが…

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15-12-11

6才のボクが、大人になるまで。 - 瞬間が積み重ねられた12年、そこからどのような物語を読みとくか。

  • 2014年,アメリカ,165分

映画の「時間」というのは基本的には物理的な上映時間を示すわけだが、それ意外にも映画が描いている「時間」というものがある。ほんの短い数時間を描いたものから、悠久の時を描いたものまで、そのバリエーションは様々だが、その時間の経過の仕方というのは、映画を見終わった後に感じる「長さ」に影響をあたえる気がする。

そんなことを言うのも、この映画を見終わった時、なんだかすごく長い時間が経ったような気がしたからだ。上映時間も165分と長いのだけれど、描かれているのも6才の少年が18才になるまで。しかもそれを演じているのは1人の役者で、実際にその時々にその年令の役を演じている。つまり、撮影に12年もの時間がかかるという壮大な規模の作品なのだ。

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15-12-03

アドバンスト・スタイル そのファッションが、人生 - 「自分らしさ」を貫く姿勢が「見え方」を変える。

  • 2014年,アメリカ,72分

ドキュメンタリー映画の中には、いわゆるマスメディアではこれまで注目されていなかったような人にスポットを当て、その結果、その人達が有名になるというような話が結構ある。特に海外の作品では、日本では全く知られていないような人が、日本で有名人になったりすることがある。

例えば、『ハーブ&ドロシー』なんかはその好例で、アメリカの美術界では知る人ぞ知る存在だった普通の人達が一躍有名人になった。

この『アドバンス・スタイル』も、ただのファッション好きでしかなかった高齢の女性たちが、ブログや映画を通して有名になり、有名ブランドのモデルに成ったり、全国ネットのバラエティーショーに出るようになったりするという映画だ。

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15-11-26

娘・妻・母 - 社会の変化と様々な女性の生き方、キーワードは「お金」

  • 1960年,日本,123分

東京の坂西家には、母のあき、雄一郎と和子の長男夫婦にその息子、さらにぶどう酒会社に勤める末娘の春子が住んでいる。今はそこに日本橋の旧家に嫁に行った長女の早苗がやってきていた。坂西家にはさらにカメラマンの次男・礼二、お嫁に行った保母の薫と5人の子供たちがいた。そんな坂西家に連絡が入り、早苗の夫が旅行中のバス事故で亡くなったという…

原節子をはじめとした豪華な女優陣で、女と家族の関係を描いた力作。それぞれの女性がそれぞれの生き方を見事に演じ見ごたえのある作品になっている。

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15-11-23

365日のシンプルライフ - 秀逸なアイデアで「もの」について問う。自分なら…

  • 2013年,フィンランド,80分

この映画の見どころは一番最初にある。そして、おそらく撮りたかった映像というのも最初にあるのだろう。それは裸の男。この映画の監督・脚本・主演を務めるペトリの裸がこの映画のクライマックスなのだ。

映画の内容は、一人の男がすべての持ち物を貸し倉庫に預け、1日に1つずつそこからモノを取り出すというチャレンジを1年間やる姿を追ったもの。家具や生活用品だけでなく、服も何もすべて預けるので、最初に登場するペトリは全裸で裸足。そのまま雪のちらつく道に出て、新聞紙で股間を覆って貸し倉庫まで走っていく。では、最初に彼が取り出すものは何か…

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15-10-19