テッド

友だちのいない少年がクリスマスプレゼントにクマのぬいぐるみをもらい、少年の願いが通じてそのぬいぐるみがしゃべるようになる。一般的なファンタジーならその少年はそのことを隠し、自分だけの友だちとして過ごしそうなものだが、この映画ではそのことは公表され、ぬいぐるみのテッドは人気を博しセレブになってします。そしてそれから20年後…

クマのぬいぐるみがマリファナをやり、シモネタを連発するという設定でもう笑える。セス・マクファーレンはこの作品が初監督作品だというのだからかなりの曲者だ。コメディというのはなんといっても意外性とかギャップというものが重要で、この作品はアイデアひとつでその重要なポイントを簡単にクリアしてしまう。

あとは、バカバカしいコメディに、主人公のジョン・ベネットの成長物語というスパイスを効かせれば出来上がり。大人になれない男というのもこういうコメディ映画では鉄板の主人公だ。

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シンディにおまかせ

 香料の会社を経営するジョエルは妻とのセックスレスに悩んでいた。そんな中、従業員の一人が仕事中に負傷、それに目をつけた詐欺師のシンディが工場で働くようになる。シンディに目を奪われたジョエルは堂々と浮気が出来るように妻が浮気をするように仕向ければいいという悪友の提案にうっかり乗ってしまう…
『ビーバス&バットヘッド』シリーズで知られるマイク・ジャッジ監督のラブ・コメディ。意外とまとも?

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