Amazing Surf Stories
1986年,アメリカ,80分
監督:スコット・ディトリッチ
音楽:イアン・スチュアート、タイ・ウラー、リック・シャープ
出演:ショーン・トムソン、マット・アーチボルド、トム・カレン
6ヶ所のビーチで波に挑むサーファー達を映したドキュメンタリーフィルム。いわゆる「サーフィン映画」で、特にドラマもなく、エピソードが語られていく。風景やサーフィンしている姿はかなり目を奪うものがあるが、「映画」として見るには少々無理があるかも。しかし、意外といつまで見ていても飽きないのも不思議なところ。
いわゆるサーフィン映画というのは、実質的にはビデオと同じでメディアとしてとしてフィルムが使われているというだけ。サーフィンというのは相当スピード感のあるものなので、もしかしたら、普通の映画とは違うコマ数で撮っている(普通の映画は毎秒24コマ)のかもしれない(高速度撮影ってやつね)。そうすると、スローモーションなんかは非常にきれいに写るわけですが、結局上映するときは24コマ/秒に戻すわけだから、他の部分はコマを飛ばして使うわけでいっしょになってしまう気もする。どうなんだろう。見た感じでは、他の16ミリの映画より(この映画は16ミリ作品らしい)映像がきれいだったように感じましたが…
などと答えのわからない技術的な疑問などが浮かんでしまいましたが、サーフィン映画というのは意外と見ていて飽きない。ただ波に乗っているだけなのに、くっとみいってしまう。見ているうちに、それぞれの人の乗り方の違いなんかが分かってくるのも不思議。
こんなものもたまにはいいかな。
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